小屋に入る前に出来るだけの手入れをしておこうと、雨で無い限り殆ど庭に出てる毎日です。
庭師のようなプロめいた事は出来ませんが、まずは草むしりと朽ちた落ち葉の掻き集めから。
草むしりは好きじゃありません。が、終わった後の達成感がとても大きく、やり甲斐のある作業である事に気づきました。
作業が終わったら家の中からその日の成果を確かめます。
そして、
「あ〜きれいになって良かった。よき眺めじゃ。」と、
膝と腰をさすりながら満足している、春の未だオフタイムのわたしです。
あれ、そう言えばなんだか、山登りにも当てはまりませんか。「あ〜登って来て良かった。良き眺めじゃ・・・」って
そして、膝、腰・・・
ね、ぴったし❗️
平成最後の我が家のソメイヨシノ
電話を受けて ”はい、ホリイです” と、言うと、予約の電話の方は、たいてい ”はぁ?” と応えられる。そのとき私は間髪入れず、”あっ、薬師岳山荘のホリイです” と、応え直します。
長いオフなので、気が緩み、薬師岳山荘がまだ飛んでいるんでしょうね。
明日から立山室堂方面の山小屋関係の人達が入山して、アルペンルート開通にむけて、小屋を開ける準備をすると言うのに、6月に小屋開けを予定している私達は、まだまだのんびり、のんきの最中です。
これからは電話の応答だけでも、「はい、薬師岳山荘です。」に切り替えなくては。
ところが、「薬師岳山荘です。」だけでは、これが又都合が悪く、「あれ、4班のホリイさんじゃないがけ?」と・・町内のおばちゃん、おっちゃん。
「薬師岳山荘のホリイです。」が、一番無難ですね。
と、言う事で、ご予約をいっぱいお待ちしております。
「ハイ、薬師岳山荘のホリイです。予約有り難うごさいます。」って、明るく元気に受けたいものです。
孫が生まれた年に植えた我が家のソメイヨシノ。植えた当初、蕾の数を数えては、”一個、二個、三個・・今年は◯◯輪咲くよ” と、数えるほどしかない花を楽しみにしていたものです。
19年ほど経った今では、首が怠くてもう数えられない位にいっぱいの蕾をつけ、三分、五分、八分と順を追って咲き誇る一人前の桜の木になりました。
我が家の折角の開花宣言から寒の戻りに入り、足踏み状態が続いてます。
でも私は、満開に成るまでのパンパンに膨らんだ濃いピンクの蕾を眺めるのがたまらなく好きなんです。
そして今にも破裂しそうなピンクの蕾にエールを送るんです。
「明日は晴れてあったかいよ。思いっ切り咲いてちょ🌸」と。
ところがなんでこの時期に冬模様・・?
雨がみぞれになったり、はたまた雪になったりと、思うように行きませんね。
なんだか、山の天気みたい。大事な週末を前に、
「晴れて気持ちの良い登山日和ですよ」な〜んて、お誘いしてる矢先、台風発生って事、去年は山のように有りました。
歳取るとグチっぽくなってイケマセンね。
あれ、桜、さくら、サクラ・・の話しですよ😅
とりあえず、今季の桜は長〜く楽しめそうですよ。
今は、我が家の一本桜、ソメイヨシノの満開を楽しみにしましょ🌸🌸👏
ちぢこまる寒い一日でした。冬みたい・・
冬タイヤもはずし、桜も咲き始め、春まっしぐらと思いきや、新元号発表で熱く燃えていた身体は一変して4月の雪に縮み上がりました。
暖冬のお陰で降雪量が少なく、6月の小屋開けもスムーズに行くだろうと思っていたのに、この春の降雪は厄介です。もうこれ以上降らないで欲しいと願うばかりです。
桜の淡いピンクの花びらにちらちらと雪が被り、重そうに垂れ下がる枝。
今年の花見は長く楽しめそう。
チンドンコンクールは桜満開時のパレードと成りそうです。
5月からの新元号が「令和」と決まり、今日発表されました。
「平成」は今月で終わり、薬師岳の夏山シーズンは、名実共に「令和元年」6月から始まります。
5月までには読み慣れるでしょう「レイワガンネン」。
「令和元年」の今季が穏やかな良い年であることを心より願っております。
朝からの草むしりも中断してTVに釘づけ。
午後から再開するも、予報より早い雨の降り始めにより早々に中止。
今日一日は、中途半端で落ち着かない、でも、もう私の人生で経験する事の無い、とてもおめでたい4月1日でした。