ほぼ一か月ぶりに降る連日の雨により、薬師岳山荘の水タンクは満タンとなりました。
水不足に陥ってた長い間、お泊まり頂いたお客さんをはじめ、お立ち寄りの登山客の皆さんには、ご不自由を掛けておりました。
又、水不足に対し、ねぎらいの言葉を頂いたり、キャンプ場から水補給をして上がって来て頂いたりと、多大なご理解とご協力に心より感謝致しております。
今までに経験した事のない、水不足の危機を、稜線上の小屋の水対策を考えるきっかけとし、これからも節水に心掛けて行きたいです。
水不足解消のご報告と、お礼まで。
薬師岳山荘 女将 他 スタッフ一同
昨日の不安定な天候から一転して、今朝はすっきり、はっきり晴れ渡った薬師でした。
きれいに湾曲した富山湾が能登半島の先端までくっきり見えました。
又、昨夕の雨上がりの虹にしろ、鮮やかに広がる富山の夜景にしろ、ずぶ濡れになって小屋入りした登山客への、せめてものご褒美となりました。
夕飯もそこそこに大きな虹と、雨上がりの槍、穂に歓声。
昨日の雨が嘘みたい。絶景が広がってました。
みなさんの真剣な眼差しに、緊張し過ぎの山岳警備隊員
いつも雨のご褒美がある訳では有りません。
隊員が今日言われたように、「悪天候時は、無理な行動は控える事が肝心」と。
予報では、明日の天気は大荒れみたいです。
くれぐれも、無理な行動は為さらず、安全第一で行きたいものですね。
二代目「若、頑張れ!」
「いゃー、大変だわ、バテたわ」って、若、バテバテ(ー ー;)
ほぼ一か月ぶりの雨降りの一日でした。
楽しいボッカは、ひとまずお預けです。
お客さんのお会計時に出されたお札が、ビショビショになっていました。
まるまる雨降りの日も久しぶりでしたが、ビショビショお札を頂いたのも、久しぶりでした。
しかしながら、雨で小屋の生活用水が溜まったかと言うと、それがそうでも有りません。
ザーッと降る時間が短く、霧雨、小雨が続いたので一気に溜まる所までは、行きませんでした。でも、一安心です。
お泊りのお客さんから、”雨が降って良かったですね” と言って貰い、”有難うございます。” と、お礼を言い、変な感じに浸る雨効果会話でした。
予報には、所どころ傘マークが付くようになり、少しずつ秋に向かっているのかなぁと感じるこの頃です。
気温は、朝晩12度前後で、風のある日は、体感気温は、もう少し低く成ります。
8月12日午前0時発 トランスジャパンアルプスレース
薬師岳山荘通過 17時40分 一位の石田選手
昨夕、とてもクリアーなブロッケン現象が出ました。
夕陽の輝きを背に、東南稜側のガスの中に、自分の姿が虹の輪っか内に、後光が差した仏様みたいに立っているのです。
「こりゃ何かいい事が有るかも」と、期待するも、
有りました、とてもいい事が一日遅れで。
「雨」です。大望の雨が降って来たのです。
夕飯時に本降りの音を聞き、早速乾杯しました。
「雨が降って、かんぱーい‼️」
右も左も前も後ろもぐるっと回って快晴です。
”あめ” の ”ア” も降りません。
今朝早く山荘に立ち寄って行った大きい団体の人達が、わたしに、
「すっばらしい天気になって、良かったー!」って。
「そ、そうですね、良かったですね・・」と、雨待ち女将が顔を引きつらせながらの笑みで(⌒-⌒; )
台風13号の影響は殆ど有りません。
風も無く、雨も無く、ただ晴れてるダケの薬師ダケ。
ふぅ・・(´-`).。oO フクザツです。
前、向きゃ「白山」
後ろにゃ天下の「槍」