オフに夫が働いている酒蔵では、新酒の仕込みが一段落したこの時期、一区切りの慰労会が温泉で行われます。
県内近場の温泉地です。
2度有る事は3度有ると言いますが、その通りの今年3度目の温泉地で、おまけに泊まる所は、一月に利用した同じ旅館だそうです。
そこで思い出話に花が咲き、夕御飯を食べながら、
”あの日の天気は、あーだった、こーだった、部屋は、あーで、眺めは、こーで・・”
などと、食事のメニューまで覚えているのに、肝心の大浴場と露天風呂の記憶を呼び起こせないのです。
「下におりて行ったかい? 上に上がらんかったかい?」夫
「あれ~、露天と大浴場と別々じゃなかったけ?」私
そんなに温泉旅行してる訳でも無いのに、どうしてこうも覚えていないんでしょう。
随分前に行った九州の温泉ホテルや、別府や、はたまた沖縄で泊まったホテルの大浴場の壁絵まで覚えているのに、つい2ヶ月前の湯船が思い出せない。
典型的な痴呆の前触れか・・?
昔の事は覚えてるけど、ちょっと前の事が思い出せない(>_<)
「温泉地の風呂は何処も一緒や!」って、開き直りの夫。
この時ばかりは夫に素直に賛成。
「そうだ!」って(^・^)
温泉に入ってリラックスし、美味しいお酒で楽しい宴会、そして今頃はカラオケで盛り上がりかしら?
富山が誇る美味しいお酒造り、
「みなさんお疲れさまでした。かんぱーい!」
日中、18度を上回る暖かな陽気に成った今日は、一気に花芽が膨らみ、庭先に地植えしたヒヤシンスの花弁が開き始めていました。
開花が待ち遠しい我が家の桜の蕾が一段と膨らみました。
まだ色付けまでは行ってませんが、薄紅色のまん丸蕾が見れるのも、もう間近ですきっと。
この分だと、今年も「おうち花見」が出来そうです。
ムスカリのブルー、ラッパスイセンの黄色、桃の花の桃色等々、カラフルな花が咲き揃う春本番がすぐ目の前です。
別れの3月、出会いの4月、花芽だけじゃ無く、みなさんの気持ちも一気に膨らむ「風光る」春です。
2ヶ月に一度検査を受けてる糖尿病の夫は、
「堀井さん、今日は優等生でした。」と主治医から褒められて、喜んで帰って来ました。
夫の報告によると、
「いつもは高めの数値が下がり、体重も少し落ち、全てに於いて合格って、〇〇先生に言われたぞ。」ですって。
”身体を一生懸命使ってるからかも。2~3日酒をやめたからかも。便秘解消で調子いいからかも。”・・・などと、自分なりの努力を呟いていました。
”へぇ~ そうかなぁ~”って私の呟き。
本人が気付いたこの小さな努力が自信につながり、次回の検診日まで維持して行って欲しいですね。
しかしながら考えてみると、2月末に風邪をこじらせ、1週間ぐらい食欲も無く、酒も飲めず、臥せっていたことが、痩せと、低数値の要因の一つじゃないかなと私は思います。
なにはともあれ、結果がいい方向に成り、この状態を持ち続けて行って欲しいと妻は願うし、夫はこの調子で、コントロールして行くと言ってるし、めでたしめでたしと致しましょ!(^^)!
ところが検査が終わった今日は、早速友達との飲み会の約束です。
何処までめでたいのやら、ホントにもう(>_<)
高層ビルのマンションに付随してる温泉銭湯に、久し振りに行って来ました。
単独で来てる私は、黙々と湯に浸かり、身体を洗い、喋る相手も無く、小一時間温泉を楽しんで来るだけです。
いつもはそうですが、先日の事、このマンションに住んでる年配の奥さんが、
「あんた一人け?身体流して上げるよ。」と、背中を洗って下さいました。
人の良さそうな方で、ここに住んでるから毎日入りに来てると言う事で、いろいろ御自分の事を話し始め、おまけに、このマンションに入居した訳まで語り始めました。
何でも、立山連峰が正面に綺麗に見えるからだそうです。
確かに、このマンションの周りに眺望を遮る物は全く有りません。
東側の部屋からは、遠くに北アルプス立山連峰が屏風の様に広がり、下に目をやれば、昨年開通した新幹線のスカイブルーが真一文字に突っ走しって行くのが見えます。
「空き部屋はまだ有るらしいし、あんたもここに来られよ。眺めが最高だよ!」ですって。
地元の人だけでなく、セカンドハウスとして確保している、都会の方達もいるみたいです。
「たまに富山に来て、のんびりと過ごし、この景色を堪能して行くみたい。」って、先程のおばちゃんが、言ってました。
”へぇ~ 何て贅沢な。羨ましい事ね・・”と、思いましたが、別にマンションに入らなくても、家からいつも見てるし、見えるし、それこそ、贅沢な、羨ましがられる生活を送れるのが富山県民の特権なんですよ。
とは言え、このマンションからの眺望には敵いません。
今日の午後から晴れ始め、真っ白な峰々が姿を現していました。
あのおばちゃん、今日も気持ち良く見てた事でしょう。
羨ましい(^.^)
昨年の今日、北陸新幹線が富山を走りました。
1周年記念のイベントがいろんな所で行われ、あらためて新幹線の有り難さを感じました。
手前味噌に成りますが、多くの新幹線の型式で、北陸新幹線の姿形が一番好きです。
正面から見るとまるで氷見の寒ブリを思い出させます。
先日行った魚津水族館の大きな水槽で悠々と泳ぐ、これまた大きい富山の鰤を見ている時、新幹線の顔に見えたのです。
青い背中に、銀色の真横の筋、まさしく新幹線そのものでした。
北陸ならではの姿形が、新幹線のデザインに反映され、勢いよく走る姿は、日本海にも、立山連峰にも、とても美しく映えます。
一年経った今でも県民のあこがれです。
なんせ、乗り換えなしで、2~3時間で、花のお江戸に行けるんですから、有り難い事です。
又、首都圏からの旅行者や、外国人観光客もたくさん来て下さいました。
登山客にも人気で、新幹線利用しての登山ツアーが増えたのは確かです。
さすが北陸の新幹線と感心したのは、大雪の日でも、定時、定刻、運休無しの立派な皆勤賞。頼もしい限りです。
これからも、県民の夢を乗せて、出発進行よし!でお願いします。
1周年おめでとう!(^^)!