富山の春を彩る風物詩、全国チンドンコンクール祭りが今年も開催されました。
ちょうど桜も満開に近く、四月六日の前夜祭は、晴れて暖かく、満開の桜にチンドン行列と、三拍子揃った、前代未聞と言って良いくらいの夜桜見物には持って来いのハナキンと成りました。
こんな年は滅多に無いって事で、孫たちを連れて松川の夜桜見物に出かけました。言うに及ばず、たくさんの人が繰り出していました。勿論、ブルーシートのお花見宴会も、お隣のグループとの境目が分からない程に、ぎっしり詰まっていました。
孫達は、桜よりそっちのお花見宴会の方が珍しいらしく、酔っ払いおじちゃん達を見入ってました。
又、この時が稼ぎ時とばかりに、子供の喜びそうな露天商のお店が、いっぱい並んでました。
さすがに財布のひもは緩みがちに成り、それと同時に、目尻は下がり、鼻の下が伸び、正真正銘の孫じぃ、孫ばぁの顔に成っていた筈です。
幸せと思わなくっちゃ、孫が一緒に付き合ってくれて・・・ん?
全国お花見100選にも入ってる、富山市松川べりの桜。
昼バージョン
夜バージョン
子供心に遠慮してたのかな・・
ホントはもっといろんなお店で、買って欲しかったのかも知れません。パパ、ママも一緒だったら・・・
「糖尿を治すんなら、是非この水を・・」と、信頼の深いお医者さんからアドバイスを受け、早速当事者の夫とドライブがてら、遠路遥々神岡まで水を汲みに行って来ました。
採取所は、特別に構えた場所でも無く、立て看板が有る訳でも無く、長蛇の列が出来てる訳でも無く、緑の小さい屋根で囲った祠に、裏山からの沢水を4~5本のパイプに分けて流しっぱなしにしてあるだけです。ただの沢水なので、勿論、タダです(*^^)v
余りにも水の勢いが凄いので、”コップに一杯、ちょっと試飲でも・・” なんて、無理!
だってコップを叩き落とされかねない位の大水量なんですもの。飲めたもんじゃ有りません。ましてや、手ですくってなんてとんでもない。
と言う訳で、夫の健康を思うけなげな妻のわたくしは、水跳ねでびしょびしょに成りながらも、ポリタンクを次々と満タンにしました。
私達のあとから来た夫婦も富山の人で、やっぱり噂を聞いて、数か月前から汲みに来てると言う事でした。
そう言えば、駐車場の隅で、水専用の大きいタンクローリーがスタンバイしていましたっけ。
この事からも、○○の名水と言うのは本当の様です。気持ちは謎水から命水に早変わりです。
それにしても、夫のこの不謹慎な言葉、
「さあ今日から焼酎を、この水で割って飲むぞ!」
これぞまさしく、夫の酩水 (-_-;)
薬師岳の春麗美
富山一押しの展望台、呉羽山からの大パノラマ。
この四月から、毎日サンデー人に御成りの知人より御提供。
今までにも増して、御期待申し上げます。
無遠慮な女将と不謹慎な夫より (^_-)
「四月にも成ってまだ孫やら、夫やらと、そんな事しか書くテーマが無いのか」と思われそう・・
立山アルペンルートの開通を目前にして、室堂までの除雪が順調に進み、もう春山一直線の立山方面の山小屋とは違い、春山には縁もゆかりも無い薬師岳山荘は、ただひたすら、六月初旬の山開きを待っている所です。
と、言う訳で孫の話です(*^^)v
久々に孫サービスをして来ました。くったびれました。
例の回るお菓子のお買い物体験は、始めの内は迷いながら控えめに一個づつ入れてましたが、案の定、数分も立たない内に、鷲掴み作戦に入りました。
それも驚いた事に、どら焼きをも鷲掴みで籠に入れてるでは有りませんか。
”幼稚園児のくせに、どら焼きちゃ何けぇ・・ 子供は飴玉か、ガムか、銀紙のチョコだろうに・・”と、決め付けてるばぁばをよそに、
「ボク、ドラえもんだから!」と、わけ分からんこと言って、ドラをいっぱい詰めています。
ここでストップ宣言が出たのは言うまでも有りません。
子供なんて、チョコとか、チップスとか、飴、ガム、のたぐいだと思ってましたが、意外と大人っぽいお菓子を選んだ二人でした。
この渋さは、お菓子に限らず、ランチメニューにも発揮されました。
二人が選んだのは、” ざるそば ” でした。
プリンが付いてて、ケチャップご飯に旗が刺さってる、お子様ランチじゃ無くて・・(@_@)
春休みとあって、普段にも増して、ばぁちゃん、じぃちゃんの出番が多いこの頃です。
デパ地下のお菓子売り場で、色んなお菓子が入った器が、グルグル回っていて、自分の好きなお菓子を籠に取り込んでいく (言ってみれば、お菓子のバイキングみたいな感じです) 所に、孫らしき女の子2人が嬉しそうにして、ばぁちゃんといました。
お孫ちゃん達は、籠を片手に、どんどん好きなお菓子を、籠に放り込んで行きます。それも鷲掴みで、豪快に入れています。傍で見てると、機械が2機回っていて、孫ちゃん達はこのお菓子が好きだからじゃなくて、まるで、このシステム自体を楽しんでる様で、何でもかんでも籠に放り込んでる感じです。
始めはばぁちゃんも黙って好きなようにさせていましたが、どんどん籠が一杯に成って行くのを見て、こりゃ大変とばかりに、
「あんたたち、一杯入れれば入れる程ばぁちゃんは、いっぱいお金を払わんならんがよ!」
と、釘を刺し、現実の厳しさを孫ちゃんに訴えました。
お孫ちゃん達は、夢の世界からいっぺんに、現実の世界に引き戻らされ、子供ながらに、今度は遠慮がちに、考えながら取り込んでいました。
”そうだそうだ。甘やかしちゃいかん・・”と、私は、勿論ばぁちゃんの味方でした。
そんな私も、明日を孫のサービスデーとする事を約束しました。
それも場所は、真似をした訳じゃ有りませんが、デパ地下の、同じくお菓子バイキングです。ここが又、喜ぶんです。(*^^)v
はたして、よし子ばぁちゃんは、何処まで我慢できるか。
もしかしたら、さっきのばぁちゃんより、もっと早くストップを掛けて、ケチケチばぁちゃんに成りそう・・(^_^;) ガマン ガマン
三寒四温とは良く言ったもので、まさに今の季節にぴったりの表現です。
昨日は22度まで上がり、今日は8度前後と、14度も気温差が有り、伸び伸びしたり、縮こまったりと、身体の動きが、ギクシャクしている今日この頃です。
その暖かい昨日、少し離れた大型書店まで自転車で行きました。
普段は車で通る道を、自転車に乗って行った事で、新しい発見がいっぱい有りました。
車よりはスピードが断然遅い自転車。そのお陰で、しっかり景色を眺めながら移動出来ます。
脇見運転成らぬ、脇見こぎ・・ってな感じかな(@_@)
新しいお店や、今にも破裂しそうな花の蕾。
平日は、鎖が掛かって出入り禁止に成ってる集合ハウス展示場。
”へぇ~、普段は見学出来ないんだ・・ 知らんかったわ・・”
桜並木に取り付けられた提灯。(そう言えば今日、富山の桜開花宣言が有りました。去年より14日も早いんですって)
歩道をゆっくり走ってると、前方に、春休み中の小学3~4年生位の男の子二人ずれが、ジグザグに自転車をこいでました。
追い越そうかどうしようかと迷いながら接近して行った所、
「どうぞ、先に行ってください。」と、ジグザグしていた子が自転車から降りて、私に道を空けて来れました。
「ありがとうね、ごめんね。」と、私は先を急ぎました。
”見ず知らずの大人にこんな丁寧な言葉掛けをしてくれるなんて、あの子達、大したもんだ。”とこの時、男の子の取り巻く生活環境の良さが伺える様でした。
前回書いた、”今どきの若いもんは・・”と同様、今どきの子供達は、とてもしっかりしてると感じたサイクリング日和でした。
これがこの日の、一番の嬉しい発見だったかも(^_^)