薬師岳山荘は山頂の南西直下に位置します。
山頂へは、空荷で40〜50分程の行程とあって、山荘にお泊まりのお客さんは、到着当日に荷物を置いてそのまま山頂を目指し、翌あさ、朝食前に御来光登山で再度山頂へと向かう方も珍しく有りません。
体力と気力と好天が一致すれば、山頂及び少し足をのばして、北薬師のピークまで行き、360度の大パノラマを満喫出来ます。
文字通り、御来光も朝飯前です。
薬師岳 & 北薬師の歩きは、全く雪の心配は無く、夏の稜線むき出しです。
ただ、雪が解けたあとの、浮き石などに注意しましょう。
アイゼン、ピッケル等の重装備無しでも登れる薬師岳へ、登山口折立から、ひたすら上がって、下って、又上がって、必死に歩き疲れた先に、きっとイイ事が待っています。
山頂での日の出時間: 4時35分頃
早朝の気温: 6〜7度
晴天が続いています。
登山道は、残雪がどんどん消えて、雪道と、夏道が交互に有る状況です。
薬師岳登山のみでしたら、アイゼンは無くても大丈夫と思いますが、あちこち縦走される場合は、奥山は、残雪がまだ多いので、必須です。
雪道が苦手な方は、軽アイゼンをザックに忍ばせて安心、安全を優先させましょう。
平日登山が可能な方達に取っては、絶好の登山日和ですね。
小屋は貸し切り、花はみずみずしく、静かで、ゆったりした時間を存分に味わえますもの。
私達スタッフは、逆に、このお客さんの少ない晴れ間を利用して、外仕事に余念が有りません。
今週末からの海の日連休が、晴れる事を祈るばかりです。
そして、整えられた、小屋の周りの展望ベンチが、たくさんの登山客で賑わいますように(^-^)
九州北部の豪雨で被災された方々に、心中よりお見舞い申し上げます。
報道で流れる映像は余りにも悲惨で、心が痛みます。
一日も早く、元の穏やかな生活に戻れますようお祈り致します。
薬師岳周辺の天気もようやく安定して来ました。
ここ数日は、穏やかな梅雨の晴れ間が続きそうです。
できる事ならこのまま梅雨明けと行って欲しいですが、そんな上手い話、ある訳ないですよね。
薬師岳山荘周辺の気温: 15度
南微風 視界良好❗️
暑くてストーブは消しました。
この分では下界の暑さはいかばかりと想像します。
朝からピーカンの薬師でした。
朝一の5時過ぎから物輸のヘリが飛び、待ち望んでいた荷上げが開始されました。
間違い無しのこの天気。
1便、2便、3便とクリアした頃、下の方からガスが上がり始めて、危ういながらも、パイロットの凄腕で、4便目をクリア。
しかしながら、予定の5便目が、視界不良で作業は中止となりました。
次回、8月初旬の荷上げに持ち越されました。
残念です。
何だか心残りです。
必要な物ばかりだったのにね。
小屋の者ばかりじゃ無く、ヘリ会社の人も、業者さんも、みなさん、同じ気持ちだったでしょう。
一生懸命やって頂き、有難う御座いました。