先日、夫に綺麗な色のマフラーを買って来ました。
マフラーを持って無かった訳じゃ有りませんが、どれもお決まりの、黒、ベージュ、グレーなど、無難な色物ばかりで、顔に似合わず綺麗な色のアウターが好きな夫には、少しさみしい色合いの小物でした。で今回は、英国ブランドのお店で選ぶ事にしました。
”明る目のきれいな色、きれいな色・・” と探している私に、店員さんは、しきりに黒やら、紺やら、ベージュやらと、地味系ばかり見せます。(ばぁーさんの夫は、きっと、じぃーさんだから、ま、こんなところでしょ!)ってな感じで、無難なマフラーを勧めるんです。
こんな定番の色しか無いのかと思いきや、下の方のケースに、遠慮がちにチラリと並べてある、ラベンダー色を基調とした、きれいなチェックの大判マフラーが有るでは有りませんか。
勿論、私はそれを選び、夫に買って来ました。
男性スタッフの方は、「まさに外国デザイナーさんならではの色です。一押しのマフラーですよ!」だって。
一押しは、是非、一段目のケースに飾って欲しいです。パッと目に付く所に・・(@_@)
と言う事で、じぃさんは、ばぁさんの買って来た、ちょっと派手目のマフラーが大変気に入った様子で、毎日太い首に巻いて酒蔵に行ってます。
二週間遅れのバレンタイン物語でした (*^^)v
アメリカ映画 ”アルゴ” がアカデミー賞を受賞したと新聞に載ってました。これはやっぱり観ておいた方が良いだろうと思い早速、午前の部を観に行きました。
大変混んでいて、前の3列シートが少し空いてるだけでした。私が座った席は、前から3列目でしたが、疲れたの何のって、これからは、絶対こんな席で観ません。
字幕とストーリーが、一度に見て取れないのです。
前過ぎると言う事も有って、画面が余りにも大き過ぎて、全体が視界に入って来ないんです。
仕方ないので、下見て、上見て、左右見て、と、(車を運転中の交差点でもこんなには目玉を動かさないですって・・)
まぁ、くたびれました。ほとぼりがさめてから観ても良かったと今に成って思います。
肝心の映画は、終盤の脱出場面からハラハラドキドキの連続で、心臓がバクバク鳴ってました。
心臓の方は、ハッピーエンドで忽ち平常に戻りましたが、首は痛いわ、肩が凝るわ、目が疲れるわで、今回の映画は後遺症の残る思い出深き物に成りそう。
目が疲れたら、遠くを見ましょう。(2012.10.5 中央カール)
目には良いけど、今度は足腰がねぇ・・・(*_*)
先日の大河を見ていた時の珍会話です。
酒蔵の仕事が一段落した夫は、四日間の休暇を頂きました。休み最終日の日曜日、NHKの大河を見ながら、
「明日からの仕事は今度、酒絞りの方で忙しくなりそうだわい・・」と言いました。私は、”ふぅ~ん”と、何気なく聞いていました。
と、ちょうどその時、ドラマの中の”八重(綾瀬はるか)”がセリフで「えぇ?」って言ったのです。
”八重”が言ったのです。それも、ドラマの中のセリフでですよ。私が言ったんじゃ有りません。
だのに、夫は、
「酒絞りで忙しいちゃ、明日から・・」と、答えたのです。ドラマの中の”八重”に・・ (*^^)v
夫はてっきり、私が聞き返したんだと思ったらしいのです。私は茶碗を洗いながら、可笑しくて、可笑しくて、今でも思い出し笑いする位に可笑しかったです。
ほろ酔い気分の夫と、”八重(綾瀬はるか)”のやり取りを、あえて否定はせずに、ほくそ笑んでた意地悪な女将兼、女房でした。それにしても、ホントにグッドタイミングでした。
”八重”の 「えぇ?」 は (>_<)
先日、デパートに行った時の事です。買い物を済ませお茶してる時に聞いた会話です。
お年寄り、男女4人の会話の中で、一人は、年寄りにはもっと親切にして欲しい。
「バスの中で、学生風の若いおねーちゃんが、席を譲ってくれなかったんよ。重い荷物を持って立っているのに、見て見ない振りをしてさぁ・・」 と言う話。
別の一人は、それとは逆に、まだまだ元気なのに年寄り扱いにして貰っちゃ困る!
「電車の中で、吊革に繋がって立っていたら、”どうぞ、こちらに座って下さい”と、席を譲られた。私はしっかり立っていられるし、そんな年寄りじゃ無い・・」って、迷惑そうな話。
どちらも納得しながら聞いてましたが、私もいずれそうなるのかなと思いつつも、あまのじゃくな会話を聞き耳立てて、一人珈琲のお茶タイムを過ごしました。
しばらくしてから、又別の一人が話し出しました。
「私はたまに、デパート入口近くのベンチに座って、人間ウォッチングをしてるんだよ。いろんな人がいるから、見てて楽しいよ・・」ですって。
ごめんなさい、私もあなた達をウオッチングしてました。
楽しいお茶の時間を有難う御座いました。(^_-)
今日、運転中に、見覚えの有る顔の運転手さんを見ました。
近くの整形病院の、患者さんを送迎するマイクロバスの運転手さんです。
私も随分前にかかった事の有る病院ですが、年寄り先生の時代から送迎バスを担当してらして、今は真っ白頭になってだいぶ、お歳を取られていました。
バスは昔とは違って、新しい型の車に成っていましたが、運転手さんは以前のままの”あの人”でした。間違い有りません。
なぜ印象が強いのかと言うと、この人は、とても親切な人なのです。
たぶん今でもそうだから、続けていらっしゃるんだと思います。
年寄り先生がお亡くなりに成り、若先生が病院を引き継がれた後も、この方が昔と変わらず、にこやかな顔で安全運転をしておられます。
整形なんて、殆どがお年寄りの患者さんです。家族に送って貰えない人や、運転出来ない人達に取って、この送迎バスは有り難い物です。
せかす事も無く、優しく手を貸して、「ゆっくりでいいよ・・ ここに手かけて・・ 荷物持ってあげるよ・・」など、ホントにニコニコと自然な感じで手助けをしてくれる人なんです。
私は直接お世話に成った事は有りませんが、待合室でそんな風景を目にした事が何度も有ります。見てても気持ち良かった事を覚えてます。
病院の外観は昔のままで、今の時代からして、近代的で新しもの好きな人達に、敬遠されがちな病院かも知れませんが、ソフト面では何処にも負けないくらいの人材が揃っている事でしょう。だって、あの運転手さんが今も健在っちゅう事は、私が受けた、親切なあの看護婦さんも、きっといらっしゃる事でしょう。
第一、お父様の代からの病院運営を、今でも維持してらっしゃる若先生は、きっと年寄り先生以上に、患者さんから慕われてるのかも知れませんね。
町でこの送迎バスに合って、しかもこの運転手さんだったら、にこっと挨拶したい気持ちです。