先日入山した折立からの樹林帯は、倒木も無く、ところどころきれいに整備され、歩き安く成っていました。
新緑満載の太郎坂は、どの木々もやわらかい若葉をまとった大ぶりの枝を精一杯伸ばし、たっぷりのマイナスイオンを浴びせていました。
10月、仕舞い小屋下山時の紅葉の樹林帯もきれいだけど、今の「さあ、始まりだよ!」と言わんばかりの新緑満載の太郎坂がとても眩しくて好きです。
薬師岳の夏山開きはいよいよあさってです。
今年も安全に登り、楽しい山の思い出をたくさん作って欲しいと願っています。
ドレッシングを振りまいて美味しいサラダが出来そうな、若葉。
とにかく、花は早い!
雨降りの予報が外れ、穏やかな一日でした。
外仕事や、小屋内の仕事がはかどり、どんどん片付いて行くのが嬉しいです。
今週末の薬師岳夏山開きも、どうやら天気は持ちそうです。
残雪の煩わしさも無く比較的スムーズに登山できそうです。
雪道が心配な方は、是非、軽アイゼンをお忘れなく。サングラスも。
雪の照り返しの防御策は、日焼け止めばっちしで。
気温は日中は12~3℃ 朝晩は、8~9℃
薬師岳の山開きに関心のある方、是非一度登って見ては如何ですか。
薬師如来像が山頂の祠に安置されます。
今シーズンの無事をお祈り致しましょう。
八ヶ月ぶりの小屋の明かりです。
6月6日、昨日入山し小屋開けしました。
オフの期間中、全くトレーニング無しの私は、心配しながらの一歩一歩でしたが、どうにか無事小屋に辿り着きました。
残雪は殆ど無く、太郎平小屋まで、まるで夏道。
薬師峠からの上りも、上部に少し残っているだけで、ここもセミ夏道。
薬師平は、ハクサンイチゲが咲き始め、ケルンが丸出し。
薬師平からの上りは、雪道と夏道のブレンド。
結論から言いますと、雪が殆ど無いと言う事です。
特に折立から太郎平小屋に至っては、全く有りません。
そして薬師峠では、登り始めてすぐの谷筋に、水芭蕉が咲き乱れていました。
花も、いつもより早く咲くかもしれませんね。
例年に比べ全体的に一か月ほど早い、もう夏山の状態です。
来る6月11日は、まさしく「薬師岳夏山開き」そのものです。
五光岩のベンチからの薬師岳。
雪、少ないでしょう・・!
パソコンのマウスを忘れて来て、慣れない操作で思う様にアップ出来ませんでした。
追い追いに説明させて頂きます。
取りあえず、登山道状況と小屋開けの報告まで。
マウス無しで四苦八苦してる女将(@_@;)
5月26日(木)に有峰林道が開通しました。
例年よりも一週間早い開通と成りました。
知人の話に寄ると、折立から三角点までは雪が全くなく、三角点から太郎までの登山道も夏道だそうです。
しかしながら、太郎平から薬師峠及び薬師平を経て、薬師岳山荘までの道のりは、例年の如く、残雪ベッタリです。
よって、今の時期はアイゼンが欠かせません。
今年の雪は、下の方は無くて、上の方はしっかり残っている感じです。
6月6日頃の小屋開け予定ですが、5月のGW以降、どれ程解けているものやら・・・
願わくば、玄関を塞いでた雪の壁が消えて無くなってます様に・・・
アーメン・・じゃなくて、ナモアミダブツ・・じゃなくて、ナンミョウホウレンゲキョウ・・・?
如来様に何てお願いすればいいのやら?(-“-)?
※ 今シーズンの御予約を承っております。
今期の営業期間は、7月1日~10月体育の日の連休までです。
(薬師岳開山祭6月11日~12日は営業致しております。)
お一人からでも御予約を頂けます。
出来るだけ御予約頂ければ有り難いです。
三人以上は御予約下さい。
御協力を宜しくお願い致します。 薬師岳山荘女将
我が家の周りにアパートが4~5棟建ち並んでいます。
頻繁に引越しの出入りが有り、アパート住人とのお付き合いは全く有りません。
中には、外国ファミリーもいて、駐車場での親子の会話に「〇△×※・・・」と理解できない言葉が行き交っています。
いろんな所からの集まりですが、今の所、何のトラブルも無く、いたって平和に皆さん過ごしておられます。
朝早くに小さいお子さんを車に乗せて出勤される若い御夫婦がおられ、”朝から子供さんを預けて共働きは大変だなぁ・・”と、感心しながら、”いつかはマイホームを・・”と、共稼ぎで頑張ってるんだろうと想像してしまいました。
若さ=活力、実行力が有りますよね。
この若夫婦ファミリーがアパートを出る日もそんなに遠くないでしょう。
家の薔薇が、いつもの年より1~2週間も早く咲き始め、鮮やかな赤、ピンク、清楚な白など、色取り取りです。
春先の数回にわたる強風にも耐え、どうにか生き残った枝先の蕾が、いつもよりしっかりとした花柄に膨らみ、キリっと咲いたのを見て、暴風を耐え凌いだものの強さかなと、増々愛おしくなって来ます。
アパートの人達にも、是非この薔薇を愛でて欲しいなと思いました。